- 今後の日越関係の強化に地方間交流が重要
- 県産品の輸出拡大への協力を要望
- ベトナムにフグ輸出が可能となるよう要望
ベトナムを訪問中の山口県訪問団は16日、ファム・ミン・チン首相と面会した。
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冒頭、チン首相は歓迎の挨拶に続き、今後の日越関係の強化には地方間交流が重要との認識を示した。
これに対し、村岡嗣政知事は、東南部地方ビンズオン省との覚書締結から10周年を迎えることに触れ、今回の訪越では県内企業訪問団の工業団地視察訪問や地元関係者との交流、産業人材の送り出しと受け入れの協力に関する文書への署名を予定していると伝えた。
また、フグや日本酒、和牛など、県産品の輸出拡大に努めているとし、こうした取り組みについてベトナム側に協力を要望した。
特に、フグの輸出解禁について、米国やシンガポールなどではすでに輸出が解禁されており、安心安全であることから、ベトナムへの輸出が可能となるよう要望した。チン首相は、フグ輸入を解禁できるよう農業農村開発省に検討させると回答した。