富士ゼロックス(東京都港区)は10日、同社の関連会社である富士ゼロックスアジアパシフィックの全額出資による販売会社「富士ゼロックスベトナム」を5月20日付けでホーチミン市に設立し、6月から営業を開始したと発表した。資本金は5億円で、従業員数は約50人。事業内容は、事務用機械器具・部品・消耗品・用紙などの販売(レンタル含む)、保守・アウトソーシングサービスの提供。
これまではシンガポールに本拠を置く富士ゼロックスアジアパシフィックが、駐在員事務所をホーチミン市とハノイ市に設置して輸出販売の仲介業務を行っていた。しかし市場からのさまざまな要望に応えるためには、直販体制を整える必要があると判断した。