ベトナムの投資・経営環境の改善を図るための日越共同イニシアチブ・フェーズ3合同委員会が12日開催され、フェーズ3の行動計画に関する覚書が調印された。この行動計画は37項目から成り、今後2年間で実施される。坂場三男駐ベトナム日本国大使は、この行動計画には経営環境改善のために解決すべき問題のほとんどが含まれているが、ストライキ、食の安全、流通システムなどの問題には早急に取り組む必要があると語った。
なおベトナム側は、このフェーズ3の始動にあわせ、計画投資省海外投資局の北部投資促進センター内に「ジャパンデスク」を開設すると発表した。