南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市で、3月14日(月)から20日(日)にかけて、同市初となる「ホイアン国際フードフェスティバル(The Hoi An International Food Festival)が開催される。開催場所はホイアン旧市街とアンホイ(An Hoi)像広場。
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同フェスティバルでは、世界文化遺産のホイアンで世界中の料理を楽しむことができる。中でも見所は、世界的に有名なシェフ13人とホイアン市の人気レストラン13店のシェフが創りだす料理を試食できる「試食ツアー」だ。
このほか、中部のミークアン(Mi Quang、汁なし麺)やカオラウ(Cao Lau、伊勢うどんがルーツとされる麺)、コムガー(Com Ga、鶏飯)など、ベトナム中部の名物料理も紹介。有名シェフたちは、バインイット(Banh It、ちまき)、バインコアイ(Banh Khoai、ベトナム風お好み焼き)、バインザーロン(Banh Da Lon、ケーキ)といったローカルスイーツの作り方も実演する。
ホイアン市は、世界遺産に登録されている古い町並みだけでなく、料理でも有名な街だ。2011年にはトリップアドバイザー(TripAdvisor)によって、「世界で料理が最も美味しい観光地」の1つに選ばれた。また、2013年にはアジア版ギネスブックでミークアンとカオラウが「アジアの最も美味しい料理」に認定されている。