- 首相、都市開発マスタープラン承認
- ホーチミン市の経済を牽引する原動力に
- 将来的には国際的な金融の中心地を目指す
ファム・ミン・チン首相は21日、「2040年までの南部ホーチミン市直属トゥードゥック市都市開発マスタープラン」を承認する首相決定第202号/QD-TTgを公布した。チャン・ホン・ハー副首相が代行署名した。
(C) thanhnien |
計画によると、研究開発やハイテク製造などの知識ベースの経済活動の推進を通じて、トゥードゥック市をホーチミン市の経済を牽引する原動力とし、国の金融の中心地、将来的には国際的な金融の中心地を目指す。
計画では、トゥードゥック市を以下の9つの地区に分けて開発する。
◇第1地区(トゥーティエム街区、アンロイドン街区、タオディエン街区、アンカイン街区、アンフー街区の全部または一部):ホーチミン市の金融・商業・サービス・文化の中心地で、ホーチミン市の既存の中心業務地区(CBD)とトゥードゥック市を結ぶ存在として開発する。
◇第2地区(ヒエップビンチャイン街区、リンドン街区、チュオント街区、ヒエップビンフオック街区、タムフー街区、タムビン街区の全部または一部):トゥードゥック市の新たな中心地、行政・文化・商業・サービスの中心地として開発する。
◇第3地区(リンタイ街区、リンチエウ街区、ビント街区、リンチュン街区など11の街区の全部または一部):人材育成・製造・物流サービスの中心地として開発する。
◇第4地区(ロンビン街区、タンフー街区、ロンタインミー街区の全部または一部):ホーチミン市の文化・娯楽・港湾物流サービスの中心地として開発する。
◇第5地区(ロンフオック街区、チュオンタイン街区、ロンチュオン街区の全部または一部):イノベーション・ハイテク応用・研究開発・人材育成の中心地として開発し、ホーチミン市と東南部地方ドンナイ省ロンタイン国際空港を結ぶ玄関口の役割を担う。
◇第6地区(タインミーロイ街区、カットライ街区、ビンチュンドン街区、フーフウ街区の一部):港湾物流サービスの中心地として開発する。
◇第7地区(ビンチュンタイ街区、アンカイン街区、アンフー街区、フーフウ街区、ビンチュンドン街区、タインミーロイ街区、カットライ街区の全部または一部):トゥードゥック市の既存の中心地で、市内の各地区をつなぐ役割を果たす。
◇第8地区(フオックロンA街区、フオックロンB街区、フオックビン街区、アンフー街区、タンニョンフーB街区、フーフウ街区の全部または一部):ホーチミン市のスポーツの中心地、トゥードゥック市の文化・娯楽の中心地として開発する。
◇第9地区(ヒエップフー街区、タンニョンフーA街区、タンニョンフーB街区、フーフウ街区など9つの街区の全部または一部):ハイテク製造の中心地として開発する。