- 原子力発電所建設指導委員会の初会合
- 30年までに原発を竣工・稼働するよう指導
- 人材の確保に向けて教育訓練計画を提案
ファム・ミン・チン首相は15日、原子力発電所建設指導委員会の初会合を主宰した。首相はこの席で関係者に対し、2030年までに原子力発電所を竣工・稼働するよう指導した。
(C) tuoitre |
目標を確実に達成すべく、関連機関の年間行動計画を策定し、計画を着実にこなすことの必要性を主張した。関連機関の手配・調整は商工省が担当する。
現在、ベトナムの原子力分野の人材は400人程度に留まっている。商工省傘下のベトナム電力グループ(EVN)をはじめとする関係者は、直ちに既存の人材を結集し、新たな人材の確保に向けて教育訓練計画を提案する必要がある。
首相は、原子力発電所建設プロジェクトに携わる人々にサービスを提供すべく、同プロジェクトの予定地となっている南中部沿岸地方ニントゥアン省の人民委員会に対し、タインソン空港を建設するなどしてインフラ整備を強化するよう指導した。
原子力発電所建設指導委員会は10日に発足し、チン首相が委員長を務めている。