世界銀行(WB)が初めて発表した世界50か国・地域のビジネス環境に関する報告書「ビジネス環境(Business Ready)」2024年版によると、ベトナムは「業務効率」で10位にランクインした。

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　同レポートは「規制の枠組み」、「公共サービス」、「業務効率」の3つの柱に焦点を当て、「事業参入」、「事業立地」、「公共サービス」、「雇用」、「金融サービス」、「貿易」、「税制」、「紛争解決」、「市場の競争環境」、「廃業」の10項目に基づいて100ポイント満点で評価し、5つのグループに分類した。

　ベトナムは「業務効率」が72.78ポイントで最も優れたグループに分類された。「公共サービス」は53.41ポイント、「規制の枠組み」は66.81ポイントで、ともに2番目に優れたグループに入った。

　東南アジアではベトナムのほか、シンガポールやフィリピン、インドネシア、カンボジアも評価対象となった。ベトナムは「事業参入」、「公共サービス」、「雇用」、「貿易」、「市場の競争環境」の項目で、いずれもシンガポールに次ぐ2位だった。