計画投資省傘下の国家経済社会予測情報センター(NCIF)は5日、ハノイ市で「2017年第2四半期経済予測」と題したシンポジウムを開催し、2017年第2四半期の国内総生産(GDP)成長率は+5.6%、2017年通年のGDP成長率は+6.2%になるとの予想を発表した。これは政府が目標に掲げる+6.7%を下回っている。
予想の根拠となっているのは、調査対象企業の51.2%が「第2四半期に受注件数が増加する」と回答したこと。また、2017年第1四半期のGDP成長率は+5.1%となっているが、例年第2四半期のGDP成長率は第1四半期のGDP成長率を+0.2~0.4ポイント上回ることが多い点も根拠の1つとなっている。