経済協力開発機構(OECD)は9日、2010年東南アジア諸国経済展望についてのレポートを発表した。これによると、ベトナム、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、フィリピンの6か国が経済危機から脱出したとされている。9日付VNエクスプレスが報じた。
6か国における2010年の国内総生産(GDP)成長率は平均で7.3%、2011~2015年にかけては平均で6%と見込まれている。また、同期間のベトナムのGDP成長率は7.1%と最も高く見込まれており、次いでインドネシア(6.6%)、マレーシア(5.5%)、タイ(5.2%)、シンガポール(4.7%)、フィリピン(4.6%)となっている。