英国政府はベトナム人労働者に対する入国ビザ発給を一時停止した。これは英国での逃亡者数が増加しているためで、労働契約未履行での逃亡が6~7%、契約履行後の逃亡も含めると全体の30~40%が帰国せず不法滞在を続けている。
英国への労働派遣はまだ始まったばかりだが、他の地域に比べ賃金が高く(1.5倍~3倍)人気の派遣先となっている。しかし、他地域同様に逃亡する労働者が後を立たず、高給が得られる海外労働の機会を自ら閉ざしている形だ。
現在ベトナムでは労働派遣会社OSC社とTLC社の2社が英国向け労働派遣を行なっている。