【ダナン編】鶏の丸焼きを喰らう〔後編〕

2016/09/06 09:03 JST配信

前回 のあらすじ )

鶏1羽単位でしか注文できないハードコア鶏店、少人数では戦えないことから仲間をかき集めて討ち入りをしたものの、「新鮮な鶏が売り」というだけあって、なかなか鶏ちゃんが現れず、首を長くして待つのでした。

まだかなまだかな~

そして、とうとう鶏ちゃんがやってきました!

うっひょ!待ってました!

到着した鶏ちゃんです。

なんとも、あられのない姿に・・・。

おいしそう~

こんな感じになってしまいました。

先ほどまで小さな鳥かごに幽閉されていた鶏ちゃんとは、全く違う姿に。

小林幸子もびっくりの大変身で、おいしそうな蒸し鶏になって登場です。

そして、なぜか鶏ちゃんの脇には、いかついはさみと手袋が・・・。

えっ、 鶏の解体はやれということなのか?

というわけで、不肖佐井、オペをさせてもらうことに。

「医龍」や「ドクターX」を見ているので、オペの技術は間違いないはず!!

「メス・・・」

しっかり手袋を装着してオペ開始です。

チョキチョキ・・・・

佐井のゴッドハンドがうなります。

しかし、意外とこれが重労働。

かなりの難易度の高い、長時間のオペとなりましたが、何とかオペを完了です。

じゃじゃーん!

こんなふうにいい感じに切り分けられました!

自分で言うのもなんですが、さすがゴッドハンドです。

ちなみにここで店員がやってきて、

店員:「捌いたのか、やってあげたのに」

おいおい、持ってきた時にに言えよ!!

まあ、うまく捌けたことですし、とにかく食べてみます!!

いっただっきまーす!

お、おいしい!!

柔らかい肉に塩味が絶妙に絡み、とてもおいしいです。

もう1羽完食!

佐井が5分くらいかけ苦労して解体した鶏肉ちゃんたちも、ものの3分であっという間になくなってしまいました。

本当においしかった。

次の鶏肉料理はこちら!

続いて登場したのは、フライドチキン的なもの。

こちらはちょっと味が濃いめですが、ビールがとてもよく進みます。

ここまで鶏2羽いただきました。はやいっ!

8人で臨んでいるため、まだまだいけるぞというメンバーたち。

そして、ここで鶏スープがやってきました。

これもイケる!

どうやらフライドチキン的な鶏の余ったガラでとったスープに、春雨的な麺を入れたものの模様。

ここは若手イケメンの林君が、絵になる食べ方を見せてくれるということです。

ただいまお茶漬け中

ずるずるずるっ

「永谷園のお茶漬け」CM バリの、ワイルドな実食!!

いやしかし、こちらのスープ、おまけでついてきたとは思えないくらいおいしかったです。

「キャ!!」

ここで突然、まいさんの悲鳴が・・・。

何だろうと、机の下を覗いてみたら・・・・

おお?

何やら物体が転がっている。

おお・・・・

鶏の頭でした・・・。

目、目が・・・・

ベトナムでは食べ終わった骨などを地面に捨ててしまうのが一般的。

前のおきゃくさんが捨てた頭が落ちていたようで、 バッチリ目が合ってしまったとのこと。

ベトナムあるあるでした。

そして、最後に鶏のあぶり焼きがやってきました!

いい香り!!!

醤油ベースのたれでつけ焼きにしているようで、食欲を掻き立てる香りがたまりません。

完食!

あっという間にぺろりと平らげてしまいました。

とにかく、とてもおいしかった。

今回は鶏3羽、8人でぺろりと平らげてしまいました。

そして、気になるお会計。

どきどき

鶏3羽と、結構なビールの本数、そのほか3品ほど注文しましたが、合計のお値段、なんと・・・

108万0500VND(約5000円)!

1人頭600円強 というプライス。

さすがはベトナムローカル。

そして、とてもおいしくおなか一杯になりました。

メンバーも大満足の鶏料理でした。

ごちそうさまでした!

著者紹介
佐井高志
ベトナム在住暦3年になる佐井家の旦那。通称「親方」
日本にいた頃にパワーリフティング、アメリカンフットボールをやっていたこともあり、とにかく体がでかい。ベトナムにいるデブを取りまとめる使命を自らに課している。
このコラムでは、デブだからこそのチャレンジをはじめ、ベトナムがデブにとって住みやすい国なのかどうかを身をもって徹底検証。2013年よりホーチミン市に在住し、2016年よりダナンへ転勤したのをきっかけに、コラムタイトルを『豚が如く~ホーチミン編~』から『豚が如く』に改題。目下、ダナンでデブを開拓中。
2016年11月日本へ帰国。
2018年9月再度ダナンに駐在。
豚が如く
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