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ベトナムでは凶悪犯罪は比較的少ないと言われていますが、ひったくり・ぼったくり・スリについてはしばしば発生しています。ベトナム現地で生活していると、様々な危険に遭う可能性もあり、また日本人が被害に遭うケースも実際にあることから、常に身の回りの安全に気を配るようにしましょう。
交通事故に注意(道路横断時など)
信号と横断歩道はあるが、右左折してくる車両(特にバイク)に注意する。
道路を横断する時には、ゆっくりと、足を止めずに渡る。
クラクションは「車両通ります」の合図。
ひったくり、スリに注意(歩道など)
身に着けているかばん、アクセサリー、携帯電話などに常に注意する。
歩道の内側を歩き、高級なものを身に着けない、などを心掛ける。
バイクに乗った犯人がターゲットに近付き、すれ違いざまにかばんなどをひったくるケースが多い。
タクシーのぼったくりに注意(空港や繁華街など)
メーターが正常に動いていることを確認する。
ベトナムのお金は桁数が多いので、よく確認してから支払う。
もしぼったくりだと感じたら、車両ナンバーなどの証拠写真を撮影しておく。
泥棒に注意
外出時や就寝時には、戸締りをしっかりとする。
家の中でも貴重品の管理をしっかりとする。
Photo by Stephan Ridgway / CC-BY
事例紹介:
◆交通事故
◆ひったくり、スリ
日本人女性Aさんが住宅街を歩いている時、前方から向かってきた1人乗りのバイクがすれ違いざまに斜めがけのかばんをひったくろうとしたケースがあります。Aさんは、かばんの紐が見えないように、かばんの上から上着を羽織っていました。犯人はAさんに狙いを定めてタイミングを見計らっていたようで、かばんの紐をちぎって奪うつもりだったようです。かばんは無事だったものの、Aさんは引っ張られて足を負傷しました。
ハノイ:旧市街地で日本人夫婦があわや窃盗被害、中国人男を逮捕
ホーチミン:サイゴンセンター内で日本人が集団スリ被害、クレカ不正利用も
◆強盗・窃盗
日本人女性Bさんは、住宅街の貸し部屋に住んでおり、2階のベランダのドアを開けたまま就寝していたところ、泥棒が隣の住宅のベランダを伝って侵入。財布の入ったジーンズごと持ち出して、財布の中の現金のみ抜き出したほか、机の上に置いてあったパソコンや携帯電話などを盗んでいきました。Bさんは薬を撒かれて眠らされたようです。
ホーチミン:4つ星ホテルで睡眠薬強盗か、宿泊客が就寝中にダイヤ盗まれる
◆ぼったくり
ハノイ:日本人大学生からぼったくり、運賃の10倍を請求したタクシー運転手を捜査
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ベトナムの安全情報については、下記ウェブサイトもご参照ください。
在ベトナム日本国大使館ベトナム安全情報 - 安全・医療 |
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Jp_Anzen-Iryou.html |
在ホーチミン日本国総領事館ホーチミン市 - 注意喚起 |
https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00223.html |
日本外務省海外安全ホームページ |
https://www.anzen.mofa.go.jp/ |
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