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- 抹茶クリームココナッツジュース
- ネギミルクティー、ハニカム練炭ケーキ
- 石焼きソーセージ、焼きチーズなど
2024年もベトナムでは新たなフードやドリンクが次々と登場し、若者を中心とした食道楽の心をつかんだ。味だけでなく、見た目のユニークさもポイントだ。
地元紙「トゥオイチェー(Tuoi Tre)」は、2024年にベトナムの若者の間でトレンドになった10種類のフードとドリンクを紹介した。
ヌオックズアケムマッチャ(Nuoc dua kem matcha):抹茶クリームココナッツジュース
当初はタイで流行し、間もなくベトナムの若者の間でもトレンドとなった。抹茶ラテの濃厚な味わいとは異なり、抹茶のほんのりとした苦さとココナッツジュースのさっぱりとした甘さが溶け合っている。見た目も、抹茶のグリーンとココナッツジュースの透明感が美しいコントラストを生み出している。
チャースアハインラー(Tra sua hanh la):ネギミルクティー
伝統的なミルクティーの濃厚な甘さと、ネギの独特の辛味が組み合わさっている。中国の四川省成都市発祥で、抹茶ミルクとホイップクリームの上に刻みネギがトッピングされている。
チャーメームオイオット(Tra me muoi ot):チリソルトタマリンドティー
タマリンドのまろやかな酸味、チリソルトの辛み、紅茶の甘みが調和している。カクテルのソルティ・ドッグのように、カップの縁にチリソルトがついたスノースタイルで提供される。
タンフル(Tanghulu):韓国風フルーツ飴
中国の菓子「糖葫蘆」を韓国風にアレンジしたものが韓国でブームになり、2024年にベトナムにも入ってきた。
クレーププディングマッチャ(Crepe pudding matcha):抹茶プリンクレープ
もちもちのクレープ生地でなめらかな抹茶プリンと濃厚な生クリームを巻き、上から抹茶パウダーをふりかける。抹茶味のほかに、甘さを抑えたビターチョコレートバージョンもある。
バインタントーオン(Banh than to ong):ハニカム練炭ケーキ
竹炭パウダーを加えたスポンジケーキまたはチョコレートとオレオを混ぜたブラウニーをベースに、練炭の形を模している。ケーキの中には、とろとろのチーズソースや甘じょっぱい塩漬け卵ソースが入っている。
ヌオックフエ(Nuoc Hue):フエのブラウンドットジェリー
2024年の夏ごろに北中部地方トゥアティエン・フエ省の特産である「ヌオックフエ」が突如として広まった。汽水域に生息する軟体動物で、クラゲに似ているが小さく、青い色をしている。コリコリとした歯ごたえがあり、エビのペーストや野菜と組み合わせて食べる。
ラップスオンヌオンダー(Lap xuong nuong da):石焼きソーセージ
中国発祥で、熱々の小石の上で焼く。チリソースやケチャップ、チーズなどをつけて食べることもある。
バインフォーマイスアヌオン(Banh pho mai sua nuong):焼きチーズ
中国の江西省発祥で、長細いチーズスティックを鉄板で焼き、コンデンスミルクをかける。チョコレートや抹茶、チーズ、ヨーグルトなどのフレーバーパウダーをかけることもある。
タウフーホアアインダオ(Tau hu hoa anh dao):桜豆腐
中国発祥で、淡いピンク色の豆腐の表面に濃厚なチーズクリームがかかっている。パールのようなトッピングはシログワイから作られている。