[社会] ベトナムニュース
2006/06/10 07:07 JST配信
最近ベトナム航空の部品調達や機体のレンタルに関して様々な問題が明るみになっているが、同社が国の予算を無計画に浪費している実例としてボーイング777型機のエンジン購入問題がある。長距離型のボーイング777にはGE社の長距離用エンジンを搭載することが世界の常識であるにも関わらず、ベトナム航空は敢えてPW社の短距離用エンジンを購入したため、現在ベトナムのボーイング777型機は長距離飛行可能な機体でありながら短距離飛行のみに使われている。このため、同社は長距離飛行用にGE社のエンジンを搭載した別のボーイング777をレンタルしている。このレンタル料は最初の60ヶ月が40万ドル(約4500万円)/月でそれ以降が80万ドル(約9000万円)/月と非常に高額かつ使えば使うほどレンタル費用が高くなるという不合理なものである。
もし、ベトナム航空が最初から自社所有のボーイング777に長距離用のエンジンを搭載して、短距離用に別の機体をレンタルしていれば全体にかかる費用は数千万〜数億ドル(約数十億〜数百億円)は節約できたと見られている。既に4機のボーイング777に搭載されてしまったPW社の短距離用エンジンを長距離用にレベルアップさせるとしても1機に付き600万ドル(約6億5000万円)、合計2400万ドル(約26億円)もの費用が必要となる。
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