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- 空輸の違法薬物の押収量としては過去最大
- 専門プロジェクトチームが容疑者4人逮捕
- 状況に基づいて麻薬防止行動月間を実施
ハノイ市税関局麻薬取り締まり隊はこのほど、ドイツからベトナムに空路で送られたMDMA(俗称:エクスタシー)179kgを発見、押収したと発表した。空路で運ばれた違法薬物の押収量としては過去最大となる。
同局は麻薬取り締まりの情報収集や捜査の過程で、ドイツから大量の違法薬物がベトナムに送られるという情報をつかんでいた。
これに先立ち同局麻薬取り締まり隊は、麻薬犯罪組織のルートを摘発し、組織メンバーを逮捕するため、税関局幹部に専門プロジェクトチーム「HP524」の設立を提案した。税関局とハノイ市警察麻薬犯罪捜査警察部、ハノイ市北部税関支局の合同チームで、ノイバイ国際空港経由でドイツからベトナムに送られる違法薬物を摘発するため5月30日に設立された。チームは6月4日、容疑者4人を逮捕し、MDMA179kgを押収した。
税関局麻薬取り締まり隊の幹部は、今年は各地区の状況に基づいて麻薬防止行動月間を実施すると述べた。税関局はすでに麻薬防止対策と麻薬防止行動月間の計画を策定している。今後、麻薬対策専門当局と協力して、空路による違法薬物運搬ルートの摘発に取り組む方針だ。