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- 低層・高層分譲住宅約6700戸開発
- 総事業費約1400億円、34年までに完成予定
- 実需層の住宅需要取り込む
住友林業株式会社(東京都千代田区)と株式会社熊谷組(東京都新宿区)、NTT都市開発株式会社(東京都千代田区)は、地場不動産開発会社のキムオアイン・グループ(Kim Oanh Group=KOG、ホーチミン市)との協業で、東南部地方ビンズオン省トゥアンアン市でのタウンシップ開発に参画する。
同プロジェクトは、約41haの敷地で低層分譲住宅約1200戸、高層分譲住宅約5500戸の大規模タウンシップを開発する。総事業費は約1400億円で、2034年までに全区画の完成を予定している。
住友林業、熊谷組、NTT都市開発の日本企業3社とKOGが共同で開発し、近隣の工業団地に勤める管理職層だけでなく、ホーチミン市への通勤者などの実需層の住宅需要を取り込む。
住友林業の100%子会社である住林ベトナム(Sumirin Vietnam)、熊谷組、およびNTT都市開発の100%子会社であるNTT UDアジア(NTT UD Asia)がホーチミン市に設立するSKNグリーン・デベロップメント(SKN GREEN DEVELOPMENT)とKOGが共同出資する合弁会社が開発主体となる。
SKNグリーン・デベロップメントの資本金は1億3900万USD(約210億円)で、持株比率は住林ベトナムが50%、熊谷組が25%、NTT UDアジアが25%となる。
なお、KOGとの不動産開発案件の組成は、住友林業は東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市の低層分譲住宅に続いて2件目、熊谷組とNTT都市開発は今回が初となる。