(C) tuoitre, ハノイ市の2階建て観光バス 写真の拡大. |
ホーチミン市交通運輸局はこのほど、同市内の有名な遺跡や観光スポットを循環する2階建てのオープントップバスの試験運行案について支持を表明した。同案は地場旅行会社のベトナム観光・ハノイ(Vietnamtourism-Hanoi)が提出したものだ。
同案によると、停留所は、◇ホー・チ・ミン博物館(4区)、◇トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通り(1区)、◇ホーチミン作戦博物館(1区レズアン(Le Duan)通り)、◇ベトナム戦争証跡博物館(3区ボーバンタン(Vo Van Tan)通り)、◇ファングーラオ(Pham Ngu Lao)通り(1区)、◇チュオンディン(Truong Dinh)通り(1区)、◇コンサーパリス(Cong Xa Paris)通り(1区)の7か所に設置される。
同局は停留所の設置案に同意したが、路線の起点と終点を変更するようベトナム観光・ハノイに対して求めた。同局は、1区の歩行者天国グエンフエ(Nguyen Hue)通りに代わり、1区のホーチミン市民劇場を起点と終点とするよう要求するとともに、運行時間についても午前9時~午後6時30分とする案から、午前9時~午後4時30分に調整するよう求めた。
これに先立ち、交通運輸省は7省・市に対して2階建て観光バスの試験運行を許可した。対象の7省・市は、ホーチミン市のほか、◇ハノイ市、◇南中部沿岸地方クアンナム省、◇同ダナン市、◇南中部高原地方ラムドン省、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省、◇メコンデルタ地方キエンザン省。このうちハノイ市は、既に2階建て観光バスの2路線を運行している。