ベトナム航空(VNA)によると、上半期(1~6月)の旅客数は延べ446万2757人で前年同期に比べわずか0.6%の微増にとどまった。うち国内線の旅客数は290万1707人で8.8%増加したが、国際線は156万1050人で11.8%のマイナスだった。
VNAでは、世界的な景気後退と新型インフルエンザ(A/H1N1)の影響を受けて外国人訪問者数が減少したことが原因と分析している。実際、観光総局の統計でも上半期の外国人訪問者数は前年同期に比べ19.1%減少している。
上半期の航空貨物量も5万9405トンと前年同期比で6.8%減少。上半期の総売上高は11兆3720億ドン(約600億円)で、同6.7%減少している。