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「発売からまだ3週間しか経っていませんが、既に5000本以上を受注しました。テトまでにはあと1000~3000本しか売ることができません。4分の3はお客様の手に渡っていて、残り4分の1はデポジットが支払われ、発送待ちです」とクオンさん。
クオンさんによると、クラフトビール「テト」が好まれているのは、ベトナムと世界の原料を組み合わせて製造されているからだろうとのこと。クオンさんは2018年にも1000本を販売したが、わずか数日で売り切れてしまったという。
この商品は、瓶に詰めるまでの全ての過程に50日もの日数を要するため、数量限定で販売している。瓶1本あたりの価格は12万VND(約570円)で、2本、3本、4本、6本、12本のセットでオリジナルの木箱に詰めてギフトとして贈ることができる。セットの価格は2本で24万VND(約1150円)、12本で140万VND(約6700円)となる。詳細はC-ブルーマスターのウェブサイトを参照。
なお、以前はベトナムでビールといえば、大手ビールメーカーの瓶ビールや缶ビール、またハノイ市の旧市街地やホーチミン市1区ブイビエン通りなどのバックパッカーエリアで飲むことができるビアホイ(生ビール)が知られてきた。しかし、数年前からベトナムでもクラフトビールの製造が盛んになり、現在では各地でクラフトビール工場を併設したビアホールが国内外の客を誘致している。