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フランス極東学院の資料に見る20世紀初頭のベトナム

2014/12/21 06:56 JST配信
(C) vov クアンナム省ミーソン聖域の調査の様子
(C) vov クアンナム省ミーソン聖域の調査の様子

 同企画展の中で最も多くの写真を占めるテーマが「20世紀初頭のベトナムの暮らし」で、農業など様々な儀式や祭、村の鎮守の神や祖先崇拝に関わる儀式、葬儀といった当時の人々の民俗文化、また生活の様子やかつてのハノイ市の様子などを紹介している。

 「南郊壇の儀式」では、阮(グエン)朝(1802~1945年)の第13代且つ最後の皇帝バオダイの時代に当たる1939年に行われた南郊壇の儀式の写真を紹介している。

 これらの資料のほか、同企画展では国家歴史博物館が所蔵する約50点の考古学関連遺物も展示されている。これらはいずれもEFEOの調査・研究に用いられていたもので、展示キャプションや遺物分類登録書、考古学的分析サンプル、遺物ケース、発掘調査日誌、カメラ、写真乾板、ネガなどが含まれる。

 また、ベトナムの考古学を語る上で重要なホアビン文化(西北部。中石器または新石器時代初期)、バクソン文化(東北部。中石器または新石器時代初期)、ドンソン文化(北中部。金属器時代初期)、サーフィン文化(中南部。鉄器時代)、オケオ、チャンパといった全国各地の各時代における遺跡から出土した遺物も多数展示されている。これらの各文化は現在も世界各国の研究者により調査・研究が進められているが、EFEOの研究者たちが研究の基礎を築き、大きく貢献してきたことで知られている。

 なお、3月14日から6月9日にかけて、フランスのパリにあるチェルヌスキ博物館でもEFEOの写真を展示した企画展「実在のベトナム」が越仏国交樹立40周年記念事業の一環として開催された。

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