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- 寒さしのぎで動物たちは屋内に避難
- 特別扱いの動物には石油ストーブ設置も
- 厳しい寒波で北部で牛200頭以上凍死
寒波が長引く中、ハノイ市のハノイ動物園(トゥーレ公園)では動物たちを寒さから守るため、薪を燃やしたり、防風シートを張ったりするなどして寒波対策に取り組んでいる。
動物園は総面積約28haで、90種類の約700個体の動物を飼育・展示している。厳しい寒さをしのぐため、動物たちは屋内に避難させられ、いくつかの檻は空っぽになっている。
動物園は、2023年9月からすでに寒波対策の準備をしていたという。カバやゾウ、ライオンなどの一部の動物、特に希少な動物は特別扱いとし、檻に石油ストーブや大型給湯器を備え付けている。動物たちが自身の力で寒さと闘えるよう、エネルギーが豊富な餌の量も増やしている。
なお、自然災害防止国家指導委員会の統計によると、厳しい寒さにより、26日までに東北部地方カオバン省、同バクカン省、同ランソン省、西北部地方ディエンビエン省、北中部地方ゲアン省を中心に、北部・北中部地域で少なくとも200頭以上の牛が凍死した。