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ベトナムユネスコ(国連教育科学文化機関)協会連盟は25日、ホーチミン市美術博物館で「ベトナム美術文化遺産保存ユネスコセンター」のお披露目式典を開催した。
同センターは、ベトナムユネスコ協会連盟傘下の独立した法人格を持つ社会・科学技術組織で、ベトナムの過去と現代の美術文化遺産の保存と活用、将来の新しい価値の創造を狙いとしている。
同センターはまた、国内外の画家や収集家、研究者、美術評論家、博物館、文化施設などを結びつける場ともなる。
同センターのグエン・キム・フィエン所長は、センターでは社会やパートナー組織に利益をもたらすため、多様な分野で専門性の高いプロジェクトを実施する予定だと発表した。具体例として、◇芸術創作における若い才能への支援、◇絵画や彫像、文化遺産の展示や交流、◇文化遺産観光と観光組織との連携などを挙げた。
さらに、◇文化遺産や芸術、著作権の後援、◇美術・文化・芸術作品のオークション組織との協力、◇セミナーなどを通じた専門家の交流などを実施する場にもなると述べた。