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4月30日午前4時半ごろ、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)で使用する車両がスプレーで落書きされているのが見つかった。
2022年6月にもメトロ1号線の車両が何者かによってスプレーで落書きされる事件が発生したが、1年近く経った今も犯人は捕まっていない。今回の落書き被害は1年足らずで2回目となる。
メトロ1号線の車両17編成(3両編成、計51両)は、同市直轄トゥードゥック市のロンビン街区にあるデポに置かれている。
ホーチミン市メトロ管理委員会(MAUR)が3日に発表したプレスリリースによると、車両は請負業者の日立製作所が管理する区域で保管中に落書きされていた。請負業者は既に落書きの除去作業を完了している。
なお、MAURと日立製作所、およびデポの警備を担当する日立製作所のパートナーであるタイロン警備(Thai Long)などの関係者は警察に被害を届け出ると共に、デポの警備を強化する方策について話し合った。
同デポは面積約20haで、オフィス、保守・メンテナンス工場、車庫、レールなどを併設する。このエリアでは、毎日何百人もの作業員らが働いており、警備員のほか、2枚のフェンス、多数の監視カメラが設置されているという。