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ホーチミン市建設局は16日に開いたアフターコロナの経済回復策に関する記者会見で、新型コロナ患者向けの仮設病院として使われた同市直轄トゥードゥック市にあるビンカイン再定住区内のマンション3800戸を競売にかける計画を明らかにした。
ビンカイン再定住区は、トゥードゥック市で開発中のトゥーティエム新都市区案件で土地を収用された住民らが再定住するための住宅区で、マンション1万2500戸から成る。
このうち約80%に当たる1万戸が完成しており、完成済み物件のうち、2000戸は住民に割り当て済み。残りは「生活習慣に合わない」、「物件の販売価格が高すぎる」などの理由によって住民が入居しないままとなっている。
購入者がおらず市が管理する物件の一部については、新型コロナの感染が拡大した時期に仮設病院として市が徴用していた。
なお、同市資源環境局傘下の土地開発センターは、市人民委の承認のもと、競売に向けた手続きを行う方針。