イメージ写真 写真の拡大. |
米メリアム・ウェブスター(Merriam-Wester)辞典は毎秋、新語を追加している。今年は370語を追加し、うち9語は食品に関する言葉だった。これにはベトナム語由来の「バインミー(banh mi)」も含まれる。
メリアム・ウェブスター社によると、多くの人がある単語を同じように十分な期間使うことで、その単語が辞書に掲載される条件が整うという。人々はメニューやレシピ、料理のデモンストレーションを通じて、世界中の食品の名称に慣れ親しむようになる。
同辞書は「バインミー」について、豚肉または鶏肉に各種のピクルス(酸味)、ハーブ、キュウリを添えて、細長いバゲットに挟んだベトナムのサンドイッチと定義している。2014年には「フォー(pho)」が新語として追加され、牛肉または鶏肉を煮だしたスープに米粉で作った麺を入れた食べ物と定義している。
食品関連の新語として今年は「バインミー」のほか、日本語の「おまかせ」や「オーツミルク(oat milk)」、メキシコのヤギ肉シチュー「ビリア(birria)」などの単語が追加されている。
なお、2011年3月24日には「バインミー」の単語がオックスフォード英語辞典に収録された。