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ホーチミン市警察刑事警察部(PC02)と同市1区警察は13日、1区と同市直轄のトゥードゥック市を結ぶ第2トゥーティエム橋で排水口の蓋32枚を盗んだ容疑者を逮捕した。なお、同橋は4月末、7年の工期を経て開通したばかり。
容疑者逮捕に先立ち、警察は監視カメラに映っていた、青いシャツを着て、黒いズボンを履き、赤いバイクに乗った人物を排水口蓋(金属製:直径23cm、厚さ2.5cm)の窃盗犯と特定したと発表していた。
逮捕されたのは、同市ビンタイン区在住のグエン・バン・タイ容疑者(男・52歳)、職業は左官職人。容疑者は現在、窃盗容疑で警察から取り調べを受けており、第2トゥーティエム橋が開通して風景を眺めに行ったところ、排水口の蓋が簡単に外れることを発見して、換金目的で数十枚の蓋を盗んだと供述している。
これに先立つ5日、同橋の施工業者の作業員が排水口の蓋44枚が無くなっていることを発見。橋には全部で108枚の排水口蓋があったが、64枚しか残っていなかった。作業員は残った蓋が盗まれないよう溶接。新しい蓋を発注して設置するまで約1か月かかるため、その間は木製の蓋を被せて対応している。