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ハノイ市ノイバイ国際空港とホーチミン市タンソンニャット国際空港は航空局の指示のもと、3月1日正午から韓国発の航空機の着陸受け入れを新たな通知が出るまで一時停止としている。
これにより、韓国発の航空機は全て、◇バンドン国際空港(東北部地方クアンニン省)、◇フーカット空港(南中部沿岸地方ビンディン省)、◇カントー国際空港(南部メコンデルタ地方カントー市)のいずれかに着陸しなければならない。
この背景には、安全を求めて帰国する韓国在住ベトナム人の数が急増しており、ノイバイ国際空港とタンソンニャット国際空港の2大空港を擁するハノイ市とホーチミン市が入国者の隔離施設を十分に確保できない可能性が生じていることがある。
カントー国際空港は1日、韓国発の航空機3機の着陸を受け入れた。乗客全員が隔離措置を受けることとなり、第9軍区が隔離施設を提供する。翌2日にはさらに3機の着陸を受け入れる予定。
一方、バンドン国際空港は1日、韓国発の航空機2機の着陸を受け入れた。翌2日にはさらに3機の着陸を受け入れる予定。
このほか、北部紅河デルタ地方ハイフォン市カットビー国際空港は、2日午前に韓国発の航空機を受け入れた後、3月29日までカットビー~ソウル(仁川:インチョン)線の着陸を一時停止する。
なお、ベトナム当局は26日午後9時より韓国での居住地を問わず韓国から帰国したベトナム人全員に対し、国の施設での14日間の隔離措置を適用している。