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ホーチミン市ツーズー産婦人科病院で16日午前10時35分頃、代理出産によって体重2.1kgと1.9kgの元気な双子の男の子が誕生した。帝王切開での出産となり、代理母と赤ちゃんの健康状態は共に良好だという。南部で初めての代理出産による赤ちゃん誕生、また国内で初めての代理出産による双子誕生となった。
南中部沿岸地方カインホア省に住む29歳の女性は、生まれつき子宮が欠損しており月経もなかったが、検査の結果、2つの卵巣は正常に発達していることが分かった。そこで、夫の従姉(34歳)に代理母を依頼した。
ツーズー病院は現在までに、代理出産の申請33件を受理しており、うち20件が承認を受けて治療の段階に入った。現在までに、11件について胚移植が行われ、うち6件で胚が着床し妊娠に成功した。
これに先立ち、ハノイ市中央産婦人科病院で1月末、国内初の代理出産の胚移植によって体重3.6kgの元気な女の赤ちゃんが誕生している。
ベトナムでは代理出産が法律で禁止されていたが、2014年6月に国会で可決された改正婚姻家族法で、女性が妊娠・出産できない場合の「人道的目的」のみで認められることになった。