(C) tuoitre |
20日、羽田空港発ハノイ市ノイバイ国際空港行きのベトナム航空(Vietnam Airlines:VNA)385便で、乗客約80名の機内預け入れ荷物177個が「ノイバイ国際空港までの十分な燃料確保」を理由として羽田空港に取り残される事態となった。
20日のVN385便は満席の上に横風が強かったため、ノイバイ国際空港まで直行で確実に到着できる十分な燃料を確保すべく機体の重量を減らさなければならなかったといい、やむを得ず荷物を羽田空港に残すこととなった。なお、積み切れなかった荷物は全て、翌日21日に乗客の元へ引き渡された。
VNAによると、VNAの運航便は羽田空港当局の規定により離着陸に短距離の滑走路を使用するため、同空港の機体重量規制に従わなければならないという。VNAは、再度同様の事態が発生した場合、運航便を台北(台湾)経由に変更し、台北で給油できるようにするなどの措置を講じるとしている。