南中部フーイエン省ソンホア郡人民委員会はこのほど、地元住民約100人からソンバーハ(バーハ川)水力発電所の建設工事に関する陳情書を受け取ったと明らかにした。それによると、住民らは同発電所用ダムの貯水で浸水対象地域となっていない地域で暮らしているが、約1カ月前に同水力発電所のダムの水位が105メートルになったところで、同郡内のクロンパ村とスオイチャイ村の民家や畑が浸水の被害に遭ったとしている。
ソンホア郡人民委員会はソンバーハ水力発電株式会社に対し、家屋浸水のあった世帯への支援策を最優先で行うよう要請するとともに、住居・資産・田畑などの被害状況を調査して詳細な賠償計画を策定するよう求めた。