17日午前1時10分ごろ、東南部バリア・ブンタウ省沖約6.5キロメートルの海上に停泊していたタンカー「ニャットトゥアン号」で爆発に続いて火災が発生した。このタンカーには事故当時約1800立方メートルの原油と1万リットルのディーゼル油(燃料用)が積載されていた。また、乗組員15人のうち12人は海に飛び込み近くにいた船舶に救出されたが、3人は行方不明になっている。
タンカーはその後沈没し、ディーゼル油が流出する事態となったため、バリア・ブンタウ省資源環境局がディーゼル油の流出拡大を防ぐ措置を取った。タンカーの原油は今のところ漏れ出していないという。