北中部地方・タインホア省公安はこのほど、ロトくじでふくれあがった借金1億ドン(約74万円)を返済するため、親しくしていた老人を殺害しようとした元教育センター勤務の女教師を逮捕した。
この事件は、金に困った容疑者が親しくしていた老人宅に魚を手みやげに訪ね、手みやげを喜んだ老人がお茶を入れて女をもてなそうとした際に、隠し持っていた金槌で老人の頭を強打、殺害し金を奪い取ろうとした殺人強盗未遂事件。
結局、近所の人が騒動に気づき、老人はすぐに病院に運ばれ一命をとりとめた。金を奪えなかった容疑者はその後、南部地方に逃亡・潜伏、このほど女の家族の協力で故郷に戻ってきたところを緊急逮捕された。