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ホーチミン市直轄トゥードゥック市タンニョンフーA街区ラースアンオアイ(La Xuan Oai)通りにあるズオンバンティー(Duong Van Thi)高校で22日午前、敷地内に植えられた木に大きなヘビが巻き付いているのが発見され、警備員らによって捕獲された。
捕獲されたのは、体重5kg、体長2mのメスのアミメニシキヘビ(網目錦蛇=Python reticulatus)。アミメニシキヘビは、絶滅のおそれがある野生生物を守るワシントン条約で附属書IIに登録されており、希少かつ貴重な野生動物として扱われている。
アミメニシキヘビは同日午後、ホーチミン市森林保護支局に引き渡された。この後は、市北西部のクチ郡にある野生動物救助センターで保護した後、自然環境に戻される。
なお、ホーチミン市はアミメニシキヘビの生息地域ではなく、市森林保護支局は、学校付近の民家で飼育されていたアミメニシキヘビが脱走した可能性があると見ている。