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ホーチミン市トゥードゥック市タオディエン街区を通過するグエンウージー(Nguyen U Di)通りで20日午前4時ごろ、外国人ドライバーが運転するスポーツ用多目的車(SUV)が暴走し、歩道に乗り上げて路上の電柱に次々と衝突した。
この事故により、計5本の電柱が乗用車の衝突でなぎ倒され、近隣の122世帯が事故当日の夕方まで停電した。乗用車のフロントボディとフロントガラスが電柱の下敷きになったが、幸い運転手は軽傷を負っただけで、自力でドアを開けて車外に脱出した。
事故を起こした運転手は37歳のイタリア人男性。この男性は、ベトナムに長く住んでおり、タオディエン街区で会社を経営しているという。男性は事情聴取で「仕事が多忙で疲れがたまり、運転中に眠くなってしまった」と供述し、損害賠償に応じることを約束した。