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ホーチミン市1区カウオンライン街区(Phuong Cau Ong Lanh)にあるミンドゥック中学校で2日18時30分ごろ、校舎3階の手すりを乗り越えて飛び降り自殺を図った6年生(ベトナムでは中学1年生)の少女を守衛が救出するという出来事が発生した。この救出劇は通行人のカメラが一部始終を捉えていた。
通行人に姿を発見されるまでの約5分間、少女は手すりにぶら下がった状態だった。この間、男性の守衛が現場に急行して少女を励ましながら救出を試みていた。守衛は少女の手を握ると、体を引き寄せて手すりの内側に戻して救出に成功。この様子は路上にいた多くの人々が目撃しており、救出の瞬間は拍手喝さいが起きた。
少女に話を聞いた同街区人民委員会のグエン・ボー・ウイン・リン主席が語ったところによると、少女は家庭で嫌なことがあり、自暴自棄になっていたという。少女は救出後に落ち着きを取り戻し、迎えに来た家族に付き添われて帰宅した。