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ホーチミン市タンフー区ソンキー街区にある「イオンモール・タンフーセラドン(Aeonmall Tan Phu Celadon)」の入り口付近で6日夜、大人数による大乱闘が発生して辺りは一時騒然となった。
騒動の発端は、連鎖販売取引(マルチ商法)のグループが同施設を訪れて無断で商売を行おうとしたことだ。グループは警備員に注意され、施設の外に追い出されたが、これに腹を立てたグループのメンバーが逆上し激しい口論となって警備員らに殴り掛かり、警備員も応戦したため、大乱闘に発展した。
その間、多くの野次馬が現場に群がったため、施設前は大変な混雑となった。大乱闘の様子を撮影した多くの動画がインターネットに投稿されて、大きな話題になっている。
ある目撃者によると、「通報を受けた警察が現場に駆け付けたとき、銃声らしき音が聞こえた。警察が威嚇で発砲したのかもしれない」と述べた。警察は現在、乱闘発生までの経緯などを含めて捜査を進めている。