![]() イメージ画像 ![]() |
東北部地方クアンニン省産婦人科小児科病院で4日、皮膚の難病で50万人に1人の割合で生まれてくるという「道化師様魚鱗癬」(どうけしようぎょりんせん、Harlequin Ichthyosis)を患った男児が生まれた。
男児の母親は、少数民族ザオ(Dao)族の27歳の女性。妊娠中は特に医師の診察を受けていなかったが、安定して過ごしており、妊娠32週間目に6人目となる子供を出産した。
「魚鱗癬」は、その名の通り魚の鱗のように皮膚の表面が硬くなり剥がれ落ちる病気で、遺伝子異常による皮膚表面角質の形成障害が原因とされている。「道化師様魚鱗癬」はその中でも特に重度の症状で、胎児の時から皮膚の表面の角層が非常に厚くなり、皮膚のバリア機能が障害される疾患。出生時には、全身が厚い板状の角質に覆われて亀裂が生じる。
医師らは皮膚に保湿クリームを塗ったり、感染防止対策を行うほか、栄養分を投与するなどして治療にあたっているが、同疾患の根本的な治療法はまだ見つかっていない。男児は皮膚の亀裂による痛みに苦しんでいるため、鎮静剤も投与している。