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ホーチミン市ビンチャイン郡にある貸し部屋が軒を連ねる路地で14日午後3時半ごろ、カラオケの騒音が原因で隣人同士が乱闘を繰り広げる事件が発生し、男性1人が刃物で刺され死亡した。
男性を殺害したグエン・タイン・コア容疑者(男・30歳、同郡在住)はその後、駆け付けた警察によって逮捕。警察によると、同容疑者は事件前に隣人のDさん宅に集まって、宴会をしながら移動式スピーカーでカラオケを楽しんでいた。
この騒音に耐えられなかった隣人のN・V・Bさん(男性・50歳)が注意したところ、双方の間で激しい口論となり、Bさんとコア容疑者の2人が殴り合いを始めた。
他の隣人らが仲裁に入り、一旦は2人を自宅に戻らせたが、頭に血が上ったコア容疑者が鉄棒を持って従弟と一緒にBさん宅を襲撃した。
これにBさんと息子が応戦。ビール瓶を叩き割って武器とし、大乱闘に発展した。取っ組み合いが続く中、コア容疑者がBさん宅にあったナイフでBさんを刺してしまった。血を流して倒れたBさんは病院に救急搬送されたが、その途中に死亡が確認された。