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ホーチミン市7区タンフン街区で7月30日午後、オオトカゲが捕獲された。バン運河沿いで暮らしている家族が、裏庭で犬が吠えているのを不審に思い見に出たところ、運河から岸に這い上がっている体長1.5mのオオトカゲを発見し、生け捕りにした。その後、家族は1区のサイゴン動植物園に連絡し、引き渡した。
同動植物園の職員によると、オオトカゲはメスで妊娠していた。どこかで飼われていたオオトカゲが逃げ出し、卵を産む場所を探していたものと推測されている。同園はオスのオオトカゲ3匹を飼育しており、もしメスを入手できれば繁殖の助けになるという。
オオトカゲは肉食で、ワニと似た習性を持つ。水辺の森林に生息し、皮膚の色を周囲の環境に合わせて変えることができる。ベトナムでは野生種は確認されていない。
国内で飼育されているオオトカゲの中でも、体長1.5mは大型種。世界ではインドネシアやオーストラリアに、体長3m以上、体重約80kgにもなるコモドオオトカゲがいる。