9月16日午前、ハノイ市フックト郡を流れるホン川(紅河)の川辺で、頭部と手足が切断されたバラバラ遺体が発見された。この川辺付近では数日前から異臭がするとの訴えがあり、地元住民らが異臭の原因を探していた。20日付ファップルアットが報じた。
遺体発見の通報を受けた同郡警察の発表によると、遺体の性別は男性、年齢は推定18~30歳、身長170センチ程で、死後5日~7日が経過しており、腐敗が進行していた。また、前日の15日にはハノイ市に隣するフート省ハホア郡(ホン川の沿線)で暴行された痕が見られる男性の頭部が発見された。警察は、2か所で発見された遺体が同一人物のものである可能性もあるとみて、殺人死体遺棄事件として捜査を開始した。現在、遺体の身元確認を急いでいる。