北部フート省警察は23日、タクシーを乗り回し見かけた複数の人に理由もなく暴力を振るって、そのうち1人を死亡させた疑いで若者グループ8人を逮捕した。
逮捕されたのは17~21歳の男7人と、グループを乗せたタクシーの運転手(35歳・男)の8人。警察の調べによると、グループは今月20日午後9時ごろ、メンバーの家に集まってタクシーを呼び、同省ベトチー市に酒を飲みに行った。約2時間かけて4リットルの酒を飲んだ後同じタクシーに乗り、見かけた相手をかたっぱしから殴ることで一致したという。
最初の被害者はバングエン村のタオ川の堤防で話をしていた男女で、グループは2人に殴りかかった後、彼らのバイクを川に落として現場から逃走した。ビンライ村では男性3人が乗っていたバイクを止め、この3人を棒や石などを使って激しく暴行し、グエン・ドク・タンさん(26歳)を死亡させ、別の2人にも重傷を負わせた。グループはさらに別の男女2人を殴った後、メンバーの家に戻っていた。