ハノイ市バーディン区ザンボー通りにあるボー・アイン・トゥーさんの家では、4日前から家の床が突然熱を発するようになった。熱を持つ床の面積は、最初は1平米ほどだったが徐々に広がり今では4平米になっている。トゥーさんの隣の家でも同様の現象が起きているという。
連絡を受けた鉱産物・地質学研究所の技師カオ・ズイ・ザンさんがこの2軒を検査したところ、トゥーさんの家の床の温度が40度以上になっていることが分かった。ザンさんは、熱を発している床下の土の温度は60~80度で、面積は10平米ほどだとみている。
原因としては、地中にある生石灰と地下水が反応して発熱しているか、またはこの土地に以前沼があり発生したメタンガスが発熱している可能性があるという。ザンさんは短ければ数日、長くても2週間ほどで発熱は収まるだろうと話している。