公安省犯罪捜査警察局とメコンデルタ地方キエンザン省警察は14日、米国で2度の銀行強盗事件を起こし国際指名手配されていた米国在住越僑のレー・ジョン容疑者(29歳・男)を逮捕した。
ジョン容疑者は米南部テキサス州に住んでいたが、2008年5月20日と同年6月7日に同州ヒューストン市で凶器を使った銀行強盗事件を起こし、2009年2月以降ベトナムに潜伏していた。
米国警察は2009年9月、レー・ジョン容疑者を国際指名手配。ベトナム公安省犯罪捜査警察局が今年4月初旬にキエンザン省で同容疑者を発見して逮捕に至った。同容疑者はベトナム入国後キエンザン省でベトナム人女性と結婚し、裕福な越僑として暮らしていた。