今年1月にハノイ市トゥーリエム郡でオープンしたばかりのスーパーマーケット「ビッグC・ザ・ガーデン」店で、経理担当者が買い物客への返金管理ソフトウエアを悪用して店の金約8000万ドン(約37万円)を横領していたことが発覚した。
これより前、同店の店長は1月末から2月中旬にかけて客への返金処理プロセスで店の金の行方が分からなくなっているとの被害届を地元警察に提出。警察の捜査により、返金管理ソフトのパスワードを知る立場にある経理担当者レー・スアン・ラムが捜査線上に浮上した。
ラムは警察の事情聴取に対し、客から電子レンジ26台の返品があったように見せかけ、その分の返金額である合計8000万ドンを着服したと自供した。警察はラムの自宅から3700万ドン(約17万円)を押収した。