1月25日午後2時ごろ、ホーチミン市2区で女性が見知らぬ男に銃撃されるという事件が起きた。女性は銃撃音を聞いて駆けつけた付近の人に発見されて救急搬送され、一命を取り留めた。
同市2区ビンチュンドン地区在住のグエン・ティ・ニエムさん(45歳・女性)は自宅近くの畑に行こうと自転車で通りかかった際、マスクとヘルメットを着用した男2人に行く手をはばまれた。ニエムさんは若者がふざけているのだと思い、わきをすりぬけて10メートルほど進んだところで、背後から背中を撃たれた。銃弾は背中から胸を貫通していた。地元警察は現場で銃弾2発が装てんされた状態のスポーツ用の銃と、薬きょう1つを発見、押収した。
ニエムさんは8年間の別居生活を経て現在夫のBさんと離婚調停中で、共同財産の土地5000平米を巡ってトラブルになっていた。警察はBさんからも事情を聞いている。