![]() (C) 三谷産業, 第2工場の外観 ![]() |
情報システムや化学品事業を手掛ける三谷産業株式会社(石川県金沢市)は24日、昨年7月より建設を進めていたベトナム子会社「Aureole FineChemical Products Inc.(AFCP)」の第2工場を竣工した。本格稼働は5月中旬からを予定している。
AFCPの既存工場(第1工場)では、焼津水産化学工業株式会社との業務提携のもと「水産物」由来の機能性素材を製造する一方で、新規ビジネスの様々な取り組みを推進してきた。第2工場については「植物」由来の機能性素材製造工場と位置づけ、まずは出光興産株式会社向け牛用機能性飼料の製造を開始する。
今後はベトナムをはじめASEAN諸国産天然素材(椰子や芋等)を出発原料とした新たな案件の試作・製造にも取り組んでいく方針。なお、三谷産業は、今回の第2工場の稼働により、2016年のAFCP全体の売上高を2013年比で約2倍まで増加させることを目標に掲げている。
第2工場の概要
所在地:東南部ドンナイ省ロンタイン工業団地
敷地面積:約3万平方メートル
延床面積:3474平方メートル(予定)
従業員数:14名(第1期工事竣工時予定)