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- ノン・ドゥック・マイン元書記長
- グエン・タン・ズン元首相
- 党と国の革命事業に多大な貢献
トー・ラム書記長は20日、党中央官房でベトナム共産党創立記念日95周年(1930年2月3日~2025年2月3日)記念式典を主催し、国の元指導者をはじめとする歴代の党中央執行委員らが出席した。
ラム書記長はこの席で、党と国の革命事業に多大な貢献をしたとして、ノン・ドゥック・マイン元書記長とグエン・タン・ズン元首相の2人にベトナムの最高栄誉勲章であるサオバン(金星)勲章を授与した。
マイン元書記長は1940年生まれの85歳で、東北部地方バクカン省出身のタイー(Tay)族。2001年から2011年まで書記長を務めた。在任中の2008年には、ベトナムと中国が包括的・戦略的パートナーシップ関係を構築し、中国はベトナムにとって初めての包括的・戦略的パートナー国となった。
一方のズン元首相は1949年生まれの76歳で、南部メコンデルタ地方カマウ省出身。2006年から2016年まで首相を務めた。在任中、2012年にロシアと、2016年にはインドと包括的・戦略的パートナーシップ関係を構築した。
また、2007年にはベトナムが世界貿易機関(WTO)に加盟し、WTO加盟後も国際経済への統合を意欲的に推進してきた。日越経済連携協定(VJEPA、2009年発効)や、ベトナム・韓国自由貿易協定(VKFTA、2015年発効)、ベトナム・ユーラシア経済連合(EAEU)自由貿易協定(VN-EAEU FTA、2016年発効)など、複数の二国間・多国間の貿易協定を締結し、これらが外資誘致の原動力になっている。