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- ベトナムがAPEC議長国を務めるのは3回目
- 06年はハノイ市、17年はダナン市で開催
- 20社超がフーコック発着便週150便超運航
ベトナムで2027年に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催地として、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック市(島)が選出された。ベトナム共産党中央執行委員会が決定した。
同島が選出された理由として、◇インフラが整っていること、◇航空路線の利便性が高いこと、◇質の高い観光施設が整備されていること、などが挙げられる。
ベトナムがAPEC議長国を務めるのは今回が3回目。1回目(2006年)の開催地はハノイ市、2回目(2017年)は南中部沿岸地方ダナン市だった。
フーコック市は22の島から成り、うちフーコック島は面積567km2で、第1級都市となっている。2024年に同島を訪れた観光客数は前年同期比+7.1%増の596万人だった。
現在、20社以上の航空会社が同島を発着する定期便とチャーター便を運航しており、運航便数は週150便以上となっている。
同島には311件の投資プロジェクトが展開され、投資総額は428兆VND(約2兆6000億円)に上る。