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- 更なる拡販と鉄鋼業界でのプレゼンス強化
- 「黒崎ベトナム」設立、資本金13.9万USD
- 東南アジア地域での事業基盤強化図る
耐火物やファーネス、セラミックスなどの事業を手掛ける黒崎播磨株式会社(福岡県北九州市)は、東南アジア市場での更なる拡販と同地域の鉄鋼業界におけるプレゼンス強化を目的として、ホーチミン市に現地法人を設立し、2月より事業を開始した。
ベトナム現地法人「黒崎ベトナム(KROSAKI VIETNAM)」では、市場調査、顧客サービス、新規ビジネス機会の探索を行う。資本金は13万9000USD(約2100万円)で、黒崎播磨が100%出資している。
現在、東南アジアの粗鋼生産量は、域内鋼材需要の増加を受けて着実に拡大を続けるとともに、域内で生産される鋼材の品質高度化に伴い、黒崎播磨が得意とする高機能耐火物の需要拡大が期待されている。
こうした中、拡大する需要を確実に捕捉すべく、東南アジア最大の鉄鋼生産国であるベトナムに現地法人を設立し、ベトナムをはじめとする東南アジア地域での事業基盤強化を図る。
現地では、◇潜在顧客の開拓、◇現地既存顧客に対するサポート体制強化、◇現地及び周辺国の市場調査に取り組む。