イメージ画像 |
- ベトナムでは1位がGemini、2位がChatGPT
- 他の17か国・地域はすべて1位がChatGPT
- 日本では1位がChatGPT、2位がGemini
グローバルマーケティング事業を手掛けるアウンコンサルティング株式会社(東京都千代田区)はこのほど、世界18か国・地域を対象に、2023年11月1日から2024年10月31日までの1年間における主要な生成人工知能(AI)の検索ボリュームを調査した。
この調査では、主要な生成AIツール(ChatGPT、Copilot、Gemini、Perplexityなど)に焦点を当て、国・地域ごとの人気度や市場トレンドを明らかにしている。
今回の調査では、各生成AIをキーワードとし、各国の検索ボリュームをSEO分析ツールのエイチレフス(Ahrefs)より取得している。ただし、推定値となっている。
2024年10月時点の検索ボリューム順位を見ると、ベトナムでは1位がGemini、2位がChatGPT、3位はBard、4位がCopilotとなっており、18か国・地域の中で唯一、Geminiの検索ボリュームがChatGPTを超えた。他の17か国・地域はすべて1位がChatGPTだった。18か国・地域全体では、ChatGPTに次いでGeminiの検索ボリュームが高く、8か国・地域でGeminiが2位だった。
Geminiはグーグル(Google)のサービスと統合されているため、特にグーグル検索のシェア率の高いベトナム、タイ、マレーシアではGeminiの検索ボリュームの高さが目立った。また、多言語対応が進んでおり、タイ語やベトナム語を含む多くの言語で高精度な応答を提供できる点も、高い検索ボリュームの要因と言える。
なお、日本では1位がChatGPT、2位がGemini、3位がCopilot、4位がPerplexityとなっている。